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床下断熱&気密止め [#01 S邸リフォーム]

床下の断熱はボード断熱材で行っています。同時に壁下部に気流止めを施します。
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詳細調査時に室内環境の温熱環境について既存建物性能の数値化が行われているのでこれをもとに設計を行いました。
改修前のU値は部位毎、屋根、天井:0.82W/m2K 外壁:0.73W/m2K 床:タタミ・0.95 板床・0.53 開口部:6.46W/m2K となっています。建物全体のQ値としては4.79W/m2Kですこれを今回のリフォームでは3.03W/m2K  程度にあげようと思います。(目標はH11基準ですが若干下回ります)

熱損失割合として開口部の占める割合が44.37%と大きく、断熱性能を上げることでベースアップになります。
総合的な断熱補強も行いますが改修部位とコストバランスを考え最終的には外壁(一部除く)をいのぞいて断熱補強を行うことにしました。
数値には出ない内部壁下部、外周壁下の通気止めも可能な範囲で行っています。

材料不足 [#01 S邸リフォーム]

先の震災以降、構造用合板、断熱材が品薄となっている状況を聞く。
幸いこの現場では、震災前に確保していたので作業に影響はないが入ってくる情報では商品の納期が確定できないとか、受注停止というメーカーもあるようです。

解体開始 [#01 S邸リフォーム]

3/22見積もり金額と工事範囲、仕様に関しての相談を行い。
クライアントの予算と折り合いがつき解体工事開始となりました。

見積もり調整 [#01 S邸リフォーム]

基本設計時の概算より百数十万円のオーバー。

このリフォーム工事は施主による分離発注なのでクライアントと見積の金額を見ながら材料を施主支給としたりより良く、安くなる方法がないか検討し方針を決めていきます。
専門工事業種の方にはその都度質問や再見積もりをお願い等、協力をお願いしています。
それらの結果、クライアントも納得でき、且つ目標額に近いところまで煮詰められました。
RIMG0558.JPG

次は契約に向けての準備です。



実施設計→見積もり [#01 S邸リフォーム]

2月頭にに実施設計が終了。
建築主による分離発注のための業者選定に取り掛かっています。
見積もり金額のチェック調整が終わりクライアントにも見ていただき、予算と見積もりの調整を行っています。
クライアントにも見ていただくことで内容のクロスチェックのもなり非常に助かっています。(ありがとうございます)

実は設計においてもクライアントがスケッチを行い。FORMAで作図、工事範囲を割り振るという裏方的な役割でも有ります。
はじめての試みでは有りますがクライアントが建築学科出身という事で役割分担が明確、スムーズに作業は進んでいます。
この辺りはネット環境でメールなどでやり取りをしながらという一昔前では出来なかった進め方で有ります。

2010-12-25 [#01 S邸リフォーム]

先日は事務所にお越し頂き打ち合わせでした。
息子さんも建築科の出身という事で設計のサポートをしていただいています。
その内容としては、
WC部分のバリアフリーと車椅子対応というオーダーに対してWCをホール側に広げるこちらの提案を検討して頂き広いホールへの思い入れから今回は現状を維持するかたちとなりました。将来車椅子使用時には開口を広げる対応となりました。

仕上げ材を実際見て頂き、メインに使うのは土佐栂とし場所によっては杉を使用することになりました。

耐震補強については息子さんの方で行っていただいていてその方法と助成金申請時のすり合わせが必要な事がわかったので以前行った詳細調査「住まいの診断レポート」の耐震診断結果とその方法での計算の出力結果が同じ事を確かめ、補強設計に進みたいと思います。

次回までの間に設備についての図面の作成のための書き込みをお願いする事になりました。
年明けからは開口部の断熱のための方法について検証したいと思います。


S邸耐震リフォーム [#01 S邸リフォーム]

京都市北区で耐震補強、劣化対策、温熱環境改善、バリアフリー他、住まいの性能を底上げするリフォームを計画中。
暮らしやすい住まいで老後を楽しんでいただけるように、現在設計中です。
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